●速読の「裏技」を身につける方法

あなたはもしかしたら、
速読を単なる

「本を早く読むだけの技術」

と、考えていませんか?

もし、そう考えているなら
今すぐその考えは捨ててください。

速読は単に、
本を早く読むというだけの
スキルではありません。

速読が、
単なるそれだけのスキルだったら、
私は今、こんな活動をしていません(笑)。

速読をマスターすると、
「あること」ができるようになります。

この方法を身につけると
あなたは短期間に
どの分野でも専門性を
身につけることができるようになります。

あまりにも強力なので
本当は、このブログで
お伝えするのは、どうか・・・

と、ためらってしまったような内容です。

ただ、多くの人が
速読をまだまだ
曲芸的なものとして考えているので、

速読は恐ろしく実践的なスキルである、
ということを知ってもらうために

今回、あえてお話することにしました。

今日お教えする速読の活用法とは

「多読」

という手法です。

多読とは、その名のとおり
多くの本を集中的に読む方法です。

速読をマスターすると、
1冊の本を10分~1時間程度で
読めるようになります。

どんなに遅くても、
1日1冊は読めるようになります。

そして、
その速読の力を使って、
集中的に読むのが多読という手法です。

多読の効果としては、
短期間に特定のジャンルの専門知識を
身につけられるということです。

例えば、
あなたが経営コンサルタントだとして、

今まで経験したことのない
まったく新しい業界のお客さんを
相手にしないといけなくなったとします。

そんなときに、
そのお客さんの業界に関する
専門書や雑誌などを
集中的に速読することによって
その分野の専門知識を
短期間に身につけることが
できるようになるのです。

あなたは、一つの分野の本を
何冊くらい読めば
専門性が身につくと思いますか?

諸説あるのですが、
一般的には一つの分野の本を
10冊以上読めば、
一定レベルの専門知識は
身につくと言われています。

まあ、10冊で専門知識を
身につけたか不安な場合は、
20冊、30冊と読めばいいだけです。

速読を身につけると、
10冊の本を読むのにかかる時間は
せいぜい1週間です。

20冊、30冊読んだとしても
2、3週間です。

速読力が高い人であれば、
3日もあれば読み終わります。

そうやって短期間に
特定分野の本を集中的に読むことによって
専門性を高めるのが多読という手法です。

この手法を身につけると
あなたは、速読を
「ただ単に文章を読むだけのスキル」としてではなく、
あらゆる分野に応用することができます。

例えば、試験で活用できます。

受験勉強で特定の科目の
点数を上げることもできますし、

なかなか合格できない難関資格試験で、
短期間の勉強で合格することもできます。

たとえば、英語の試験対策を
短期間でしないといけないときには

英語の参考書や問題集を
集中的に多読することによって
点数を上げることができます。

また、
多読は、あなたのビジネスにも
活用することができます。

実例を上げますと、

川村明宏先生の指導を受けた、
速読講師のTさんは多読を活用して
1億円以上の収入を手に入れています。

Tさんが多読を行った分野は
「不動産投資」という分野でした。

元々、サラリーマンだったTさんは
自分が40代になって、
収入の限界を感じていました。

会社に20年も勤めていると
自分の将来がほぼ予測できてしまいます。

「自分は、出世コースには、
全く乗れていなかった」

と、Tさんは、おっしゃっていました。

また、困った事に、Tさんは、
その職場で、人間関係で、
悩みも抱えていました。

「上司や同僚と馬が合わず、
ストレスを感じていた・・・」
と。

このままサラリーマンを続けていても
収入は増えないし、ストレスも感じるし、
いいことが何も無い・・・

と感じていたTさんは

「もっと収入を増やしたいけど、
 何か良い方法はないだろうか・・・」

と考えました。

そんなときに、
Tさんがふと読んだのが
ロバート・キヨサキ氏の

「金持ち父さん 貧乏父さん」

という本でした。

そして、そこに書いていた
不動産投資というものに
興味を持ったのです。

「これならサラリーマンを辞めても
 サラリーマン以上に稼げるかも・・・・」

とTさんは思ったのです。

ただ、問題は、
Tさんがその本を読んだとき、
彼は不動産のことが、
まったくの素人だったということです。

そこで、Tさんは、これまで学んでいた
速読の手法を最大限に使ったのです。

不動産関連の書籍を、集中的に読んで
不動産の専門知識を一気に身につけたのです。

Tさんがそのときに読んだ不動産関連の本の総数は

なんと、

300冊です。

1ヶ月に100冊ずつ読んで、
3ヶ月で300冊以上の不動産関連の本を
全部読破してしまいました。

そうして不動産の知識を
一気に身につけたのです。

そして、不動産の知識を身につけたTさんは
実際に複数のアパートやマンションなどを購入して
不動産投資に成功しました。

現在ではTさんの家賃収入は
年間で1億円以上です。

そして、今はサラリーマンは辞めて、
自分の好きなことだけをして生活する
セミリタイア生活をおくっています。

Tさんは言います。

「多読をすると、
本の著者の中で
誰が本物で、
どの本が自分に取って役に立つものかが
分かるようになります。

この著者は、本当に自分でも
不動産投資をやっているなとか、

この著者はただ、
不動産の専門家として知識があるだけで、
机上の空論しか話してないな・・・

といったことが
分かるようになります。

多読のおかげで、
誰の本の、どの内容を
実践すれば良いのかが
はっきりと分かるようになりました」
 

この考え方は、
とても重要なことです。

各分野には、
沢山の専門家の方がいます。

しかしながら、
専門家といわれる人たちが
全員正しいことを言っているとは限りません。

例えば、もし専門家が
全員正しいことを言っているのであれば、

株の専門家である
証券アナリストの人たちは
全員、株価の予想が
当たっていないとおかしいことになります。

でも、現実は
証券アナリストの株価予想は
ほとんど当たりません。

ですから、
専門家と言われている人の中でも
本物を見極める能力が
とても大事になってくるのです。

それは、
この多読を行うことによって
見極めることができるようになるのです。

ぜひ、あなたもこの多読を身につけて
短期間に専門能力を
アップさせてくださいね。

今日は、ここまでにします。

それでは、また。

日本脳力開発協会
速読&脳トレ講師
中野究より

感謝をこめて。