【脳トレ】目の錯覚は脳の錯覚

あなたは この絵
何に見えますか?(クリックすると絵が見れます)

上記の絵は、デンマークの心理学者、

エドガー・J・ルビン(Edger Rubin)という人が

1921年に形態心理学の論文として

「視覚的知覚形体」というものを発表した際に

持ちいられた「盃と顔図形」という図です。

一般的には「ルビンの壺」と呼ばれている、

とても有名な絵ですね。

人間には、無意識の内に、

対象物と風景を定めてしまう習性があり、

これを利用した錯覚というわけです。

要するに、人間の脳は、

メインの対象物と背景を自分勝手に

決めてしまう性質があるということです。

例えば、黒を背景とし、

白をメイン対象物として見てみると

絵は「白い壺」のように見えます。

一方で、白を背景とし、

黒をメイン対象物として見てみると、

絵は「人が向き合っている」ように見える、

というわけです。

このように人間の脳は、

メイン対象物と風景を

無意識に定めて行っているのです。

そして、この無意識の働きは

人によって違うのです。

このことから、

人は、同じ物を見たとしても

ある人とある人で、

実は、同じようには見えていない場合があるというわけです。

ここから見方を変えると、

あなたの脳は、今までの経験から

今の考えや行動、ひいては思考パタ-ンや

習慣を導き出していますが、

実は、別の角度で物事を考えていくと、

これまで見えなかったものが

見えてくるようになるかもしれません。

過去の体験もとても大切ですが、

その経験からくる先入観だけで捉えてしまっていると、

見えてこないことがあるかもしれませんね。

しっかり脳を柔らかくして

今年2013年を有意義に過ごしていきましょう。

それでは、また。

感謝をこめて。

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