【Q&A】世界がどうなってしまうのか不安です・・・

先日、興味深い
ご質問をいただきました。

ご質問いただいた方に、

個人情報をふせてQ&Aとして
紹介する許可をいただきました。

ありがとうございます!

※細かい用語や詳細を
もっと知りたい方へ。

本記事の最後に詳しい解説をつけました。

合わせてご参考くださいませ。

それでは解説します。

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【Q:質問】「ウクライナ侵略は平和ボケの私には大きな衝撃でした。そのような折、「黒化する世界」を読ませていただきました。読み終えて、黒化勢力は崩壊するでしょうと結ばれているのに救われた気持ちになれました。良い本を紹介いただきありがとうございました。一方、低金利が永遠に続くような錯覚に陥っていましたが、米国を中心とする金利上昇と株安(円安のおかげで日本では実感しないで済んでいるようですが)、債券安の今後も心配です。今後、長期的に、世界の経済情勢がどのようになると考えればよいかについての著書や信頼できるネットの情報などもお教えいただければと存じます。」

【A:中野回答】

北野先生の「黒化する世界」は
素晴らしい本ですよね。

お役に立てて嬉しいです。

AIなどテクノロジー全盛の
今後の世の中がどうなるのか・・・

80億人いる複雑系のこの世界で
未来予測をすることは誰であれ

ほぼ不可能と考えています。

ウクライナ侵攻を予想していた
専門家も、北野先生以外には
ほとんどいませんでしたし。

マクロ情勢を予測するのは誰であれ
非常に難しいと考えます。

つまり、個人的には、

『どんな世の中になっても
大丈夫なように資産形成する。』

ことが肝要と考えています。

『まさに蟹穴主義ですね。』

と、これは○○さんの望んだ
答えではないと思われますので、

もう1点お答えします。

人類の歴史を俯瞰しますと、

景気は波を打ちます。

ほとんどの人は今の現象を重く受け止め
短期思考で出来事に反応してしまいます。

仕方がありません。
それが人間の本能ですから・・・

ただ、何十年という長期スパンで見ると、

良い時もあれば悪い時もある。
と波を打ちながらも、

世界経済は少しずつ成長していきます。

(S&P500であれば年平均7%前後)

なぜなら、世界全体では
人口が増え続けているからです。

世界人口が今後も増え続けている限りは
世界も平均的には成長していくでしょう。

そうしたら、世界平均的に株式も
その成長と相関していくでしょう。

これが長期的思考で、

『私たちが一貫してお伝えしてきた
資産形成の大切な思考法です。』

○○さん。付き合いも長いですから、

ずばっと印象をお話しますと、

なんだかいつも心配性ですよね(笑)。

世界は、なんだかんだで
きっと大丈夫です^^。

ファクトフルネスです!

また、日本のマスコミばかりに
触れていると、どうしても
ネガティブになりがちですが、

今、残念ながらアメリカも中国も
ヨーロッパ各国も、日本よりも
問題を抱えてしまっています。

つまり、この2020年代。

きちんと舵取りを行えば、

日本全体は、また30年以上前の
輝ける時代を獲得できる、

すごくチャンスな時期なんですよね。

個人的には、日本が大好きなので
このチャンスをつかんで欲しいなと!

残念ながら未来がそうならなくても、

それならそれで
個人として大丈夫なように、

今後もコツコツと
資産形成を続けていくだけです。

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以上、本日は【Q&A】でした。

お役立ていただけたら嬉しいです。

それでは、また。

感謝をこめて。

大切な人たちを富裕層へ導く
資産形成マスター

中野究

※参考:Q&Aの詳細解説をまとめます。

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・北野先生と著書「黒化する世界」について
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・蟹穴主義とは?

多くの人は、
自分がコントロールできない事に
関心を持ち過ぎ、

自分がコントロールできない事に
振り回され、不安を抱えたり
時間を使い過ぎてしまいます。

自分がコントロールできる事に
フォーカスしていきましょう!

その上で、

「自分ができること、
自分の得意なものを極めて、
社会に貢献し自分の喜びとする。」

これが蟹穴主義です。

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・S&P500とは?
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※株式投資の神様
ウォーレン・バフェットさんが、

自分が死んだ後、相続人の家族に
「資産の90%はS&P500にせよ。」
と伝えたことが有名です。

※参考:S&P500の過去推移

ページ真ん中の「S&P500
長期チャート(1970年~現在)」
で、ALLを選択してください。

長期で見ると右肩上がりで、
年平均は7%ほどです。

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・ファクトフルネスとは?
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