●脳は主語が理解できない
脳は、どんなにすごい
コンピューターよりも
とてつもなく高い能力があります。
高い能力があるのですが、
すごい「弱点」もあります。
それは・・・
「脳は主語を理解できません」。
たとえば、人の悪口を言うと、
脳は、自分自身にも
悪口を言っていると判断してしまいます。
なので、人の悪口を言えば言うほど、
いつの間にか自分も
傷つき気分が悪くなっていきます。
そして、言っている本人も
自己嫌悪におちいってしまうのです。
思い出してみてください。
あなたが会社の同僚のことを
かげで悪く言っあと、
なんか自分自身も
「陰口をいわれている」ような
感覚になったことはありませんか?
あるいは、
子供のささいな行動やイタズラに
おもいっきり叱った後、
自分自身もスッキリしない
状態になったり
さらにはもっとエスカレートして
ヒステリックにおこってしまい
あとで後悔したことはありませんか?
これは、脳が主語を理解できないため、
人に言っているのか
自分に向けて言っているのか
わからないためなのです。
人に怒ったり、悪口や陰口をいうと、
自分で自分のことを
無意識に攻撃している状態になります。
そうなると、自己防衛本能が働き
より攻撃的になったり、逆に
殻に閉じこもったりしてしまうのです。
この脳の特性は、
ビジネスでも勉強でもスポーツでも
なんでもあてはまります。
例えば、ライバルを蹴落とそうとして
ライバルの失敗を願ったりすると、
「脳は主語を理解できませんから」、
自分も知らずに「見えない鎖」に縛られて
持ってる実力を発揮できずに、
うまく成功できなくなってしまう、
といったことがよくあります。
逆に、
相手の成功や幸せを心底願ったり
一生懸命、応援したりすると、
「脳は主語を理解できませんから(笑)」、
自分自身も「成功や幸せ」をつかむために
持てる以上のポテンシャルを
発揮できたりするのです。
プロゴルファーの
タイガー・ウッズ選手は
ここ一番の大勝負の瞬間、
「対戦相手が上手くいきますように!」
と祈るそうです。
超一流の選手のマインドは凄いですね。
このように、
真に成功している人は、
「相手や他の人の成功」を
真剣に考えているのです。
今日のテーマをまとめます。
「脳は主語が理解できない」
という特性を活かして、
日常生活に応用してみましょう。
・人の悪口、陰口を言わない
→ 言うと自分自身も傷つきます。
・人を心から応援する。サポートする。
→ 自分自身も力が発揮できる。
このポイントをおさえるだけでも
人生がよりよくなりますので
オススメです。
それでは、また。
感謝をこめて。
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