【速読の学校】音読が読書速度を遅くする

【速読の学校】音読が読書速度を遅くする

 
【速読の学校】音読が読書速度を遅くする

 
人は本来、

複数の文字を同時に見て、

いっぺんに意味を
読み取る能力があります。

 
そういった素晴らしい能力が
備わっているにも関わらず、

多くの人が1度に1つの文字を
順々に読んでいく、

いわゆる音読という、遅い遅い
読み方しかできていないのです・・・

 
どうしてそんなことに
なるのでしょうか?

 
それは、小学校で
初めて勉強を教わる時、

先生が生徒に大きく声を出して
教科書を読ませるという
音読教育に起因します。

 
音読は、生徒が正しい読み方で
文章の文字を覚えているかを
確認するために、教育現場で
利用されているからです。

 
たしかに、音読は
読解力や読み方を身につけるには
良い学習法かもしれません。

なので、私は音読そのものを
否定する立場ではないのですが・・・

 
残念ながら、音読は
こと読み方においては、

非効率的であると
言わざるおえません。

 
なぜかというと、

人は声に出して読もうとすると、

声帯の構造上、1度に
2つ以上の言葉を
発声することができないからです。

 
そのため、音読の習慣が
しみこんでしまうと、

1つの文字にしか意識を
集中することができなくなるので、

人が本来持っている
複数の文字を同時に見て
瞬時に理解する能力が
阻害されてしまっているのです。

 
速読とは、本来あなたが持っている
読書能力を引き出すスキルです。

 
本来備わっていた、

複数の文字を同時に見て、

いっぺんに意味を読み取る
能力を取り戻しませんか?

 
それでは、また。

感謝をこめて。

中野究