【映画】『21世紀の資本』が描く格差社会のリアル【資産形成】

先日、金融研修の一環として、
映画『21世紀の資本』
を鑑賞してきました。

『21世紀の資本』は、ご存じですか?

数年前に世界中で脚光を浴びて
大ベストセラーになった本です。
それが昨年、映画化されたのです。

映画は衝撃的な内容でした・・・

興味がある方は、今、
アマゾンプライムなどでも
ご覧いただけます。

鑑賞をお勧めします。

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○アマゾンプライム:映画:21世紀の資本

※参考1:【書籍】21世紀の資本

※参考2:要約動画:トマ・ピケティの経済論(8分57秒)
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映画の鑑賞後、金融研修では
感想文提出を求められまして、
私は以下の内容で提出しました。

中野は、どう捉えたのか。
一つの見解として
お役立てくださいませ。

※ネタバレを気にされる方は
映画を鑑賞した後にお読みください。

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【中野の感想(一部抜粋)】

※映画の中で、
ボードゲームのモノポリーを使った
お金に関する人々の心理変化の
実験が描かれています。

■映画の中で1番印象に残ったこと・心構え編

・人は大金を持つと偉そうになりやすい。無礼になりやすい。人をバカにするようになりやすい。

こういった研究は、ハーバードやオックスフォードなど世界最先端の研究結果でも同様の結論が出ています。他には、収入が著しく高い人たちは、平均的に

・共感能力が下がりやすくなる。
・他人の感情(喜怒哀楽)が読み取りにくくなる。気がつきにくくなる。
・他人の気持ちに鈍感になりやすい。

→上の実験結果の考察:そういった共感能力が下がっても、生きていくのに困らないからではないか。と考えられています。

『今後、よくよく気をつけていこうと再認識しました。』
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最後に、以前の記事で解説した
「21世紀の資本」を
2022年版にまとめ直して、
以下、お届けいたします。

過去お読みになった方は
復習教材としてご活用ください。

まだ、お読みになっていない方は
お見逃しなく^^。

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「21世紀の資本」で
トマ・ピケティさんが
お伝えしたい公式は、ただ1つ。

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r > g
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この公式に、「21世紀の資本」で
伝えたい内容が凝縮されています。

そして私たちに極めて大切な
問題を投げかけてくれています。

では、r > g とは何でしょう?

ピケティさんが過去200年の
世界中の歴史を調べたところ、

資本収益率(r)は、
経済成長率(g)を超える

という事を発見した数式です。

ようするに、資本家(資産家)は
労働者より、どんどんお金持ちに
なってしまうということです。

資本(資産)を持つものと
そうでない者は
どうしても格差が広がっていく。

「多くの人は働けど働けど決して
お金持ちにはなれません。」

そういった内容が書かれています。

私たち人類は、この200年間、

「資産を持つ人のほうが
労働者より有利」

な世界に生きているということです。

この資本主義の現実に対して、
正直、個人的には、
「もっと良い世界を創りたい」
と思うところはあります。

ですが、不平不満を言ったところで
現実はなかなか変わりません。

金融研修の後、講師の方も

「お金持ちが権力を持ち
政治も動かせる現実の中で、
この世界は50年~100年と
続いていくであろう」

と、仰っていました・・・

現実的に、この資本主義の
格差拡大を止めることは
なかなか難しいということです。

今後、人類は資本主義を
進歩・進化させることができるのか?

正直、私はわかりません。

なので、不平不満を言うのではなく、

私たちは、今の資本主義の
ルールや仕組みを理解した上で、

どのように富を作って
幸せに豊かに生きていくか。


を考えて行動していくほうが
大切ではないでしょうか?

そして、富を作って
資産をコツコツと増やしていき、
その増やした資産で、
経済的自由・時間的自由を得て、
どう生きたいか。生きていくか。

こういった事を真剣に考えて
資産形成を実践している人たちが

有利な社会に私たちは生きているのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
r > g
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言うまでもなく、21世紀の資本で
結論づけられているこの公式は、

日本に住んでいる私たちにも
もろに当てはまります。

なぜなら、日本も資本主義を
採用しているからです。

良いか悪いかはともかく、

現実、私たちは、

「お金からお金を生み出す」
ことができる人たちが、
より富を得られるような
世界に生きているのです。

だとしたら、この資本主義の
ルールをしっかりと理解し、
幸せで豊かな人生を
築きあげていきましょう。

「お金の奴隷」になるなかれ。
「お金の主人」になりましょう。

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それでは、また。

感謝をこめて。

大切な人たちを富裕層へ導く
資産形成マスター

中野究