手数料ハンターの実体:日本大手金融機関の闇【資産形成】
今回は、「日本大手金融機関の闇」である
手数料ハンターの
実体に迫っていきます。
ずばり結論からお伝えしますと、
もし私がリスク資産である
「投資信託」に投資するなら、
金融機関に支払う「年間手数料」を、
「0.5%未満」に抑えるでしょう。
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つまり、年間「0.5%」以上も
手数料を支払う投資信託は、そもそも
「足切りする」ということです。
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もし、投資信託を購入されている方は
この機会に、年間手数料の足切り
チェックをしてみてくださいね^^。
もう、この時点で、
日本大手金融機関を
窓口とした投資信託は、
ほとんど全滅だと
気がつかれることでしょう。
それでは、ここからは
わかりやすく数字を使って、
高額手数料ぼったくりの
凄まじい威力を解説してみます(笑)。
日本大手金融機関を窓口とした、
投資信託の手数料は
主に以下の3つです。
1:販売手数料(購入金額の0~3%)
2:信託報酬 (運用金額の0.05~4%)
3:信託財産保留額 (売却金額の0~0.5%)
たとえば、日本大手金融機関で
販売されている以下の代表的な
投資信託の手数料を考えてみましょう。
・販売手数料:1.5%
・信託報酬:2%
・信託財産保留額:0.2%
もし、この投資信託の
パフォーマンスが良くて、
・なんと年利10%出たとしましょう。
もし、この幸運な投資信託に
100万円を投資していて、
1年で売却した場合を
シュミレーションしてみましょう。
すると、手数料の合計は、
販売手数料=15,000円
信託報酬=20,000円
信託財産保留額=2,000円
手数料合計額:【37,000円】
となることがわかりますね?
年間のリターンは幸運にも
10%だったので
10万円増えるはずでした!
ですが、そこから手数料合計額
37,000円を差し引くと、
手残りは63,000円
になってしまいます・・・。
実際の投資効率は、
年利6.3%にまで
下がってしまうのです(涙)。
つまり、本当は年利10%の
成績だったにも関わらず、
日本大手金融機関の
高額な手数料を差し引くと、
実質年利は6.3%と、
3.7%もパフォーマンスが
下がってしまうのです。
高額手数料の実体を
イメージしていただけましたか?
これが、例えば、
投資元金が1000万円だったら
手数料の合計は37万円!
投資元金が1億円だったら
なんと370万円!も手数料を
ぼったくられてしまうのです。
資産形成を考える時、
この日本大手金融機関の
「高額手数料」は、
心得のある人たちにとっては
バカバカしい出費となります。
ありえないと考えます。
ぜひ、日本で販売されている
投資信託の(隠された)
手数料がどれだけ高いか、
ご自身でも確認してみてください。
結構、小さい文字で
手数料の内訳が書かれていますから
ご注意くださいませ^^。
↑の例は、わかりやすく
・元金:100万円
・パフォーマンス:年間10%
・日本大手金融機関の
代表的な手数料率
を元に解説しました。
実際、10年、20年、30年と
長期期間でパフォーマンスを見た時に、
年間平均10%を超える投資信託は
めったに、めったにありません。
(※コロナ対策で世界中が金余りとなり
資金がリスク資産に殺到して、価格が
爆上がりした、この2年は例外です。)
ほぼ全てのアクティブファンドは、
長期で見るとS&P500などの
優良インデックスに
パフォーマンスは勝てない!
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という残念な結論も出ています。
(※アクティブとインデックスに
興味がある方が多ければ、
別途詳しく解説をします。)
つまり、そもそも投資するなら、
日本大手金融機関が提案してくる
高額手数料ぼったくりの
アクティブファンドより、
極力、手数料を抑えた上で、
S&P500などの優良インデックスに
積立投資したほうが良いですよ^^。
という、そもそも論があるのです。
以上、本日は、
「日本大手金融機関の闇」
手数料ハンターの
実体を解説しました。
前回に引き続き、繰り返します。
もし、過去、
日本の大手証券会社や
日本の大手金融機関を窓口に
投資信託などの金融商品を
買ってしまった方は、
この機会に
目を覚ましましょう(笑)。
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それでは、素敵な週末を
お過ごしください。
感謝をこめて。
大切な人たちを富裕層へ導く
資産形成マスター
中野究
●追伸
私も含めて、
私の周りの資産家の方々の中で、
日本の大手金融機関を通して
「投資信託」などの
金融商品を買っている人は
・
・
・
一人もいません。
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「資産運用は
日本の大手金融機関を窓口に
投資信託で投資しましょう!!」
といった空気が、まだまだ
日本全体を覆っていることは
心得ています。
なので、今日のお話は、
まだまだ抵抗感がある方が
少なくないことと思われます。
心得のある資産家の方々は、
「日本の大手金融機関」を通すと
「余計な手数料が
上乗せされている」
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事を知っているだけです。
もし、投資信託を
選択肢に入れるとするなら、
日本の大手金融機関から
余計な手数料を取られないよう、
手数料を極力おさえられる
優良なネット証券を活用するか、
ダイレクトに海外への
優良な金融ファンドにアクセスし、
手数料を抑えた工夫をした上で
運用していくことでしょう。
彼ら資産家・富裕層の思考法を
じょじょに腑に落としてくださいね^^。
繰り返します。
日本の大手金融機関を窓口とした
「投資信託」を購入するのは、
最悪な選択の1つなのです。
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